長期間保管された遺骨とは
火葬後すぐに納骨や散骨をせず、骨壺に納めたまま自宅などで保管してきたご遺骨のことです。保管期間に明確な基準はありませんが、このページでは、数年から10年以上にわたり保管されてきたご遺骨を含めて解説します。ご自宅で供養を続けてきた方、納骨先を決められないまま時間が経った方、気持ちの整理がつき海へ還すことを考え始めた方など、海洋散骨を検討する理由はさまざまです。長期間保管していたご遺骨でも、乾燥など、必要な準備を行うことで海洋散骨ができます。
長期間自宅で保管してきたご遺骨も必要な準備を行うことで海洋散骨ができます。
長期間保管した遺骨でも海洋散骨はできます
長期間保管した遺骨でも
海洋散骨はできます
骨壺に納めたまま長期間保管していたご遺骨でも、海洋散骨を行うことができます。長期間保管したご遺骨は、外から見ただけでは状態が分からないことがあります。焼骨は湿気やすく、湿気やカビ、においなどがある場合もあります。状態に応じて乾燥や洗浄を行い、粉骨できる状態へ整えます。
乾燥が必要なご遺骨
焼骨は保管していた場所により状態が変わります。陶器製の骨壺は結露や付きやすく、押し入れ、納戸、物置、床下収納など、湿度の高い場所で保管していた場合は、骨壺の中に湿気がこもることがあります。外からは分からなくても、ご遺骨が湿っていたり、骨壺の底に水分がたまっていたりする場合があります。
洗浄と乾燥が必要なご遺骨
カビやにおい 湿気の多い環境で長く保管されていた遺骨には、カビやにおいが発生していることがあります。カビなどは洗浄・乾燥で取り除き、粉骨にすることで海洋散骨の準備を整えることが出来ます。ご遺骨の状態に応じた処置が必要です。
埋葬許可証が見つからない場合
長期間ご遺骨を保管していると、火葬許可証や埋葬許可証などの書類が見つからないことがあります。まずは、骨壺や骨箱の中、仏壇の引き出し、葬儀関係の書類などを確認してみましょう。 海洋散骨を行う際に確認する書類や資料は、依頼する事業者によって異なります。書類が見つからない場合も、すぐに散骨できないと判断せず、事業者へ相談することが大切です。
埋葬許可書が見つからない場合は、分かる範囲で次のような情報を整理しておくと相談がスムーズです。
- 故人様のお名前
- 亡くなられた日
- 火葬した日や火葬場
- 依頼者様と故人様との関係
手元にある資料とあわせて事業者へ伝えましょう。
長期間保管した遺骨を海洋散骨するまでの流れ
長期間保管した遺骨を
海洋散骨するまでの流れ
Step1.海洋散骨をするのか決める
家族で相談し、海洋散骨をするのかを決めることが重要です。また、どこに、どの様な形(プラン)で、いつごろ散骨をするのかなどを決めます。
Step2.散骨業者に相談する
家族の希望が叶う散骨業者を探し、連絡します。まずは、電話やフォームなどで、骨壺の状態を分かる範囲で事業者へ伝え、対応が可能かどうかを相談します。
Step3.海洋散骨に向けた遺骨の準備
散骨をする遺骨に湿気やカビがある場合は、ご遺骨の状態に合わせて洗浄や乾燥を行います。状態を整えたご遺骨を、海洋散骨に適した粉骨にします。
Step4.海洋散骨を行う
ご家族だけで乗船するプライベート散骨、ほかのご家族と乗船する合同散骨、事業者へ任せる代行散骨などから、希望に合った方法で散骨します。
よくある質問
10年以上自宅で保管していた遺骨でも散骨できますか?
はい、散骨できます。保管期間が長い場合でも、ご遺骨の状態を確認し、必要に応じて乾燥や洗浄を行うことで、海洋散骨に適した状態へ整えられます。
骨壺を開けるのが不安です。
ご家族が無理に開ける必要はありません。湿気やカビ、においなどが心配な場合は、骨壺に納めたまま専門業者へ相談し、状態を確認してもらうと安心です。
カビがある遺骨でも散骨できますか?
ご遺骨の状態に応じて洗浄や乾燥を行い、散骨できる状態へ整えられる場合があります。カビがある状態のまま粉骨せず、まずは専門業者による状態確認を受けることが大切です。